11月 10, 2023 7:58 午後
Wallet Crypto BotがラテンアメリカとアフリカでTelegramに登場
コインテレグラフによると、暗号通貨取引ボットのウォレットが、ラテンアメリカとアフリカの数カ国でテレグラム・メッセンジャーに世界デビューする。ドバイを拠点とする投資プラットフォームで、TOP LabsとWalletを傘下に持つオープン・プラットフォーム(TOP)は10日、Wallet暗号ボットの世界展開を発表した。コロンビア、南アフリカ、ケニアのユーザーはTelegramの設定メニューから直接Walletにアクセスできるようになり、暗号通貨の売買が容易になった。
デフォルトのカストディ・ウォレットに加えて、ユーザーはTONスペースと呼ばれるWalletのセルフ・カストディ暗号ソリューションも利用できる。このサブウォレットにより、ユーザーはTONスペース内で分散型スワップを行い、セルフ・カストディ・ウォレットを使って非可溶性トークン(NFT)を送金することができる。TOPは、ユーザーがより多くの金融ツールにアクセスできるようにするため、また関連地域の重要なユーザーベースから利益を得るために、発展途上市場でウォレットのグローバル展開を開始することを選択した。TOPの広報担当者は、アクセス可能な金融ツールの不足が暗号資産に対する有機的な需要を生み出している発展途上市場に主眼を置いていると述べた。
ラテンアメリカとアフリカでの初期展開に続き、Wallet暗号ボットは2024年第1四半期にサウジアラビア、ナイジェリア、トルコで開始される予定だ。TOPは、2024年第2四半期末までにWallet on Telegramの世界展開を完了する予定である。WalletがTelegramの設定メニューに統合されたにもかかわらず、TelegramはWalletやTOPとの提携を積極的に否定しており、WalletもTelegramから独立して運営していることを強調している。